ライカが修理から帰ってきた。
バルナックタイプのライカで
今ではあまりお目にかかることの少ないカメラだ。
父から聞いた話だが、私の祖父が、
親交のあった知り合いのカメラや親父から、
事情があって買い取ったカメラだ。
その後、父が譲り受け
父が、私が小学生の頃良く撮っていた。
当時、小学生だった私には良くわからなかったが
なにせ「舶来もののカメラだ!」 と良く自慢していた。
私もカメラは嫌いではなったが、時代はデジタルに変わり
アナログのカメラが店頭から姿を消しつつあると同時に、
このライカの存在も忘れつつあった。
しかし、私にも家族が出来、子供の写真を撮るようになった。
そんな時、父にライカの話をした所、
「そろそろ、お前に譲るょ」との有り難いお言葉を頂いた。
かなりやれていたので、その筋では有名な「カンカメ」さんに修理を依頼した。
修理には3ヵ月がかかると言われていたが、意外と早く帰ってきた。
早速手にするライカ、「うーーーーん」感慨深い・・・
「空気を写す」と言われるライカだが
まだまだ 私に写せそうもないのだが・・・・・