【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日の岡山は台風の影響で少しくもが多い
けれども 蒸し暑い・・・(泣 )
昨日は母校の東京歯科大学にて
学生の試験の評価の為に
行って来ました。
最近の歯科 医科では
オスキーという試験が
課せられています。
詳しくは後述しますが
兎に角
最近の歯科 医科の試験は
とんでもなく難しくなっています。
留年しないで最後の学年まで
残る確率は比較的 偏差値が高い大学でも
6割から7割ぐらいではないでしょうか?
学生さん頑張れ♪
客観的臨床能力の評価(概要)
Objective Structured Clinical Examination (OSCE)
従来のわが国の医学・歯学教育の内容は知識の習得などの認知領域に偏っており、医師・歯科医師として患者さんに接する能力すなわち、医療面接(インタビュー)や身体診察のどの基本的な臨床技能の教育が不十分であることが問題となっていました。
一方、欧米諸国とくに北米の医学教育では、学生が医療チームの一員として診療に参加する形の診療参加型実習 Clinical Clerkship が主体となっており、そのために医師・歯科医師としてとるべき対応や姿勢など基本的臨床技能習得の訓練と評価がシステム化されて行われています。
医師・歯科医師の資格は、先ず一般診療が基本です。どのような初診の患者さんに対しても責任をもって対応しなければなりません。医学生・歯学生が診療参加型臨床実習に参画する場合も当然、一般診療に関する基本的臨床能力を備えていることが必要です。この評価を行うのが客観的臨床能力試験 Objective Structured Clinical Examination OSCE(オスキー)です。
わが国においては、臨床技能教育の必要性についての認識が高くなかったため、一部の医科大学を除いて客観的臨床能力試験OSCEを導入している大学は少なかった。また、訓練用の設備、OSCE の課題、 OSCE 実施用設備、 OSCE 評価者の育成、標準評価法についての基準などについての整備も遅れていた。
臨床実習開始前の共用試験の柱としてOSCE が取り入れられたことから、医学系・歯学系とも平成14年からのトライアル期間を通じて正式実施に向けたOSCE 関係の整備を図りつつある。