【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日の岡山は蒸し暑いです。
今日はロシアの話です。
古い技術でも良いものは変えない
ーロシアのロケット技術ー
ロシアのソユーズロケットは随分古い機体ですが
実はアメリカのスペースシャトルより安全性が極めて
高いのをご存知でしたか?
何か意外ですよね。
30年以上前から改善に改善を加えて
完成形に近いのでしょうね。
「古い技術でも良いものは変えない」
これは 「ロシア」そのもののような気がします。
ロシアが開発した物には
この考え方が浸透しています。
他に例を見て見ましょう
古い話になりますが
冷戦時代の1976年9月6日
ソビエト空軍「ベレンコ中尉」」が
当時の最新鋭機
「MiG-25」を操り
函館空港に強制着陸して大騒ぎになりましたが
その時「MiG-25」には真空管が使ってあり
時代遅れとの話がありましたが
後日談として機体のメインテナンスとしては
大変、信頼性が高い事が判明したとのことでした。
もう一つは
機関銃の名器
「AK47」カラシニコフ機関銃
NATOは「M-16」と双璧ですが
この銃もたいそう古い設計です。
命中率は悪いらしいのですが
取り扱いの簡便なのと
故障が少ないので特徴です。
湾岸戦争でM―16に砂が入り込み
トラブルが多発したにも関わらず
AK47は故障知らずでした。
車ではラーダが有名です。
当然 パワステ、パワーウインドウなどはありません。
形はいたって古臭いセダンですが。
基本設計から何十年たっても変更がないようです。
背景には、ロシアの大地は想像以上に広く
車が故障しても車のディラーが
そこらじゅうにある訳ではありません。
究極のDo It Yourselfです。
修理部品もいつまでたっても使えます。
ロシアの奥の広さを感じさせます。
今日の反省
私は新しい技術に振り回されていないだろうか?
「古い技術でも良いものは変えない」
今一度考えて見たいと思いました。