梅雨らしからぬ晴天が続いております。
大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
一般歯科での矯正治療と
矯正専門医院での矯正治療の違いについて
パート 2 です。
前回は、一般歯科での矯正治療に対する対応について大まかに分類と
歯科業界の背景について述べさせていただきました。
一般歯科での矯正治療と 矯正専門医院での矯正治療の違いについて
と言うお題目について、じっくり考えてみると。
「矯正治療のゴールの設定が異なるのではないでしょうか?」
今回は ここに焦点を絞ってお話いたします。
前回、ブログで説明させていた中に
② 「私は、矯正治療が全てできます。わざわざ、遠くの治療費が高い矯正専門医院に
通って治療する必要はないです。当院で矯正治療した方が安くて簡単に治ります」
こう言った一般歯科医院で矯正治療が終わって、矯正治療の結果が
納得がいかなかったり、治療途中で不安になったりして、私の医院に年間数人の方が来院されます。
その方のお話をよく聞いてみると、
「出っ歯が治ると言ったのに全然治っていない」
「歯を抜かないで矯正治療ができる!と言われたので、矯正はじめたのですが
友達に「口元がお猿のようだぁ・・」と言われ、
ショック!口元は 本当に治るのでしょうか?」 「一般歯科で矯正治療を勧められ、近くて安いので一般歯科で矯正治療をはじめようと
思ったのですが、友人に矯正治療は
矯正専門医院でした方がいいと言われ悩んでいます」最後の質問は、お題と一緒ですが(苦笑)
私と同じように 歯学部を卒業して、そのまま矯正科へ入局して、
矯正だけを 深く深く 学んだ先生は
「正常な噛みあわせとはなにか?」
を徹底的に叩き込まれます。
非常に大事なので もう一回言います。
「正常な噛みあわせとはなにか?」
この正常な噛み噛みあわせ すなわち 正常咬合 ここがゴールとなります。
たとえば 旅にたとえると、出発駅は個々のかみ合わせの程度により異なりますが
ゴールは東京です。 先生によって多少の味付けは異なると思いますが
同じ山の手線内がゴールとなります。
一般歯科での矯正治療ゴールの設定が名古屋あたりだと問題となるわけです。
どうして こういう事が起こるのでしょうか?
同じ矯正治療という名前の治療なのですが・・・・?
今日はここまで・・・・・・また お会いしましょう♪
うーーーん 梅雨なのにすでに酷暑です。
真夏はどうなるんでしょうか?
ちょっと心配です。