【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日の岡山は梅雨らしい天気です。
先日山陽新聞から取材を受けたので
これを記きます。
一生自分の歯でかめるように、
矯正治療に取り組む矯正歯科医
矯正は自分に対する最高の投資
岡山駅から徒歩約10分という便利なロケーションにある大塚矯正歯科クリニック。院長の大塚淳さんは、優しい笑顔でこう話します。「私の仕事の哲学は、矯正治療によって、素敵な笑顔と一生自分の歯でかめる歯並びとかみ合わせを得て、健康を維持していただくこと。矯正治療は見た目をよくするための高価でぜいたくなものと考える方が多いかもしれませんが、本来の目的は、『一生自分の歯で食べられる健康なかみ合わせを手に入れる』こと。結果的に、見た目も良くなるのです」
「以前は矯正治療をしている人は珍しく、矯正装置はハンディキャップと思われがちでしたが、今は歯並びを治すことがすっかり市民権を得ました」と大塚さん。それでも、矯正装置が見えるのが嫌だから治療に踏み切れないという人もいるのでは？ と尋ねると、「今は透明なワイヤーの目立たない装置もあります。でも、矯正治療は自分を積極的に変えようとする前向きな気持ちの表れなのだから、矯正装置が見えることはマイナスではありませんよ、と話します。物を買ってもうれしいのは３日だけですが、歯並びをきれいにすると、鏡を見るたびうれしくなります。矯正治療は自分への最高の投資だと言えるでしょう」
実は、矯正治療は時間とお金の節約になる
矯正治療は費用が高いし時間がかかるという一般的なイメージがあります。「でも実は、矯正治療は時間とお金の節約になるんですよ」と大塚さん。「出っ歯や八重歯のお年寄りを見たことありますか？ あまりないでしょう。歯並びが悪いと虫歯になりやすいし、将来的には差し歯、入れ歯になりやすいのです。虫歯や歯茎の治療で歯医者さんに何度も通いながら、最終的には入れ歯になってしまうというケースがとても多く、それにかかる時間と費用は多大なもの。だから矯正治療を早期にして歯並びとかみ合わせがよくなれば、長い人生において、時間とお金の節約になるのです。しかも、かみ合わせがよくなると、食べ物をよくかむので、脳の血流量が多くなるため脳が活性化し、認知症予防にもなるんですよ」と分かりやすく教えてくださいます。
しかし、多くの人が歯並びをきれいにしたいと思いながらも、矯正歯科の扉をたたく一歩がなかなか踏み出せないでいるのでは。「私の診療室の４割くらいが成人の方。矯正治療には長い期間がかかるので、大人になって始めるには勇気とタイミングが必要だと思います。歯並びをきれいにしたいという気持ちと、周りの理解、費用のことなど、条件が整った時が始めどきです。迷っている方は、一度相談（無料）に来てくだされば、だいたいの費用や期間が分かりますよ」
「より早くきれいに、快適に」を目指して、オリジナルな治療法を開発
大塚矯正歯科クリニックでは、５～10歳くらいを対象にしたⅠ期治療（小児矯正）と、すべて永久歯に生え替わってからのⅡ期治療（本格矯正）の２つのステージに分けて治療しています。「Ⅰ期治療では、比較的簡単な装置で期間も短く、費用も少なくて、ある程度の質を保った歯並びを得ることができます。さらに質の高いかみ合わせを求める方はⅡ期治療が必要ですが、当院では６－７割の方が、Ⅰ期のみで終了されますよ」と負担の少ない小学校低学年での治療を勧めます。大塚さんは本格矯正においても、患者の負担が軽くなるよう創意工夫を重ねてきました。その結果、従来のものよりはるかに小さく透明な装置で、痛みや違和感の少ないOOCシステム（特許出願中）を開発しました。「細かいかみ合わせをつくるには、途中で従来のマルチブラケット装置に付け替える必要がありますが、矯正治療で一番大変な最初のハードルを既に越えているので、スムーズに付け替えられます。矯正治療を、岡山駅から東京駅までの旅に例えると、OOCシステムを使えば、名古屋あたりまで「のぞみ」の速さでしかも「グリーン車」の乗り心地で治療が進んで行きます。名古屋で「こだま」に乗り換えて東京駅のゴールを目指しますが、最初から「こだま」で行くより格段に快適な旅が楽しめますよ」
巧みな例え話で、楽しく分かりやすく説明してくれる大塚さんは、実は作家志望のアイデアマン。他にも「子どもの受け口を治したいお母さんが多いので、より早く簡単に治せる方法を開発しました。これまで１年くらいかかっていたのが、正しい方法で取り組めば３～４カ月で治りますよ」などと、アイデアは尽きることがありません。「仕事ははやく、人生はゆっくりと」をモットーに、たくさんの笑顔を咲かせてきた大塚さん。歯並びやかみ合わせを治したいと考えている人は、思い切って大塚矯正歯科クリニックの扉をたたいてみては。きっと前向きな気持ちになれると思います。
（2010年5月取材）