プレオルソ開発者
「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

睡眠時無呼吸症候群と「プレオルソ」いびき について ②

診療室から

睡眠時無呼吸症候群と「プレオルソ」いびき について ②



歯科の先生へ
(睡眠時無呼吸症候群を以下、Sleep apnea syndrome「SAS」と呼ぶことにします)
既にご存知と思いますが、平成16年4月より次の条件を満たす場合に健康保険の適応が認められました。
【1】歯科医師が作成すること
【2】睡眠時無呼吸症候群の確定診断が可能な医科の医療機関からの情報提供に基づくこと しかしながら保険適応にも関わらず、歯科業界の中でなかなかこのOA装置が今一つ浸透しませんでした。なぜOA装置が保険適応にも関わらず浸透しないのか、私が以前OA装置を使ったことがある先生、使ったことがない先生へのお話を伺った所をまとめると

  1. 1)「装置が大きい」・「使いにくい」・「とても口腔内に入らない」など、患者さんからのクレームが多い
  2. 2)タイトレーション等操作が「はんざつ」である
  3. 3)SASの学問的なことの勉強不足のため、患者さんへ説明しにくい
  4. 4)OA装置の効果があったかわからない
  5. 5)いびきは自費となり、OA装置は医科からの紹介がないと保険適応にならない・医科からの紹介がない
  6. 6)費用の問題:仮に保険適応でも技工代が高額となり、再作成ともなれば費用がさらにかかる
  7. 7)自費の設定にすればいいと思うが、あまりOA効果の自信がない などなどが先生から聞こえてくる声です。


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