プレオルソ開発者
「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

笑顔

お奨めの本

こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今日の岡山は少し曇り気味です。
今日は本の紹介です
お奨めの本ではありません(笑)
今日は少し辛口で書評を書きます。

人生を変える笑顔のつくり方
絶対、運が開ける笑顔セラピー
野坂 礼子

笑顔 運 感謝 がキーワードの内容
よくある笑顔系の本で
特に目新しい事はない。

あるとするなら
最終章にエニアグラムの事が載っている程度か

この本なんと2版されている!
運が良くなる系の本は書けば売れるのだろうか

察するに、自分が上手く行かないのは
運が悪いせいだと思っている人が多いのではないだろうか

そんなお方には この「ことわざ」がお奨めです

人間万事塞翁が馬

 中国の北の方に占いの上手な老人が住んでいました。さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。
ある時どういうわけか、その老人の馬が北の胡の国のほうに逃げていってしまいました。この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。
「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
 そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。
「このことが禍(わざわい)にならないとも限らないよ。」
 しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。
「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
 1年が経ったころ胡の人たちが城塞に攻め入ってきました。城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くは戦いで死んでしまいました。しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。
 この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。
 「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。総合すると、「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍へ、また禍から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」という事です。
 

出版社・著者からの紹介
笑顔と「ありがとう」の力で、絶対運は開いてくる! 誰でもできる方法で人生を「安心サイクル」に変える実践幸せノート。

内容(「BOOK」データベースより)
たったこれだけで元気になる不思議なノート。笑顔と「ありがとう」は、魔法のチカラを持っています。

内容(「MARC」データベースより)
元気、α波、成功、安心、リラックス、そしてまた元気に…。たったこれだけの循環運動があなたを元気にする! 笑顔と「ありがとう」が持つ魔法のチカラをやさしく解説する不思議なノート。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野坂 礼子
1947年生まれ。関西外国語短期大学卒。『笑顔教室』代表。心理カウンセラー・NHK文化センターなどの講師。講演、社員研修、マスコミなどで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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