こんにちは大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今日の岡山は快晴です。
今日は本をご紹介します。
原発ジプシー 堀江 邦夫 (著)
この本は、社会的にかなりデリケートな事を
著者自身がルポタージュしたノンフィクションです。
日記形式で綴られています。
著者はできうる限り客観的に見た事を書きたかったのかと思います。
主観的な文体は少ないようです。
高熱隋道(吉村 昭著)にもありましたが、
電力会社は労働力の確保に大変なようです。
電気がある生活は
こういう人たちに支えられているんですね
日本において原子力発電所(以下「原発」という)の定期点検時には、原発を運転する電力会社の社員ではなく、関電プラントなど原発の保全業務を担当する会社の下請け企業に一時的に雇用された労働者が、点検業務にあたる。 こうした臨時雇用者の労働の実情をまとめた参考文献が、そのタイトルにおいて彼らを移動する民族の代名詞ともなっているジプシーになぞらえたように、原発の点検を請け負った下請け企業によって臨時的に雇用された者は、一定期間就労した後に離職し、日本国内の別の原発での点検時に同様に下請け企業に雇われて点検業務にあたっているとされる。
なお、特記のない限り、本稿の内容は参考文献『原発ジプシー』講談社文庫版に基づき、かつ、本が書かれた1978年 – 1979年、また文庫版の発刊に伴い加筆が加えられた1984年における実情を説明する。 また、原則として参考文献の筆者・堀江邦夫(以下「筆者」という)が実際に就労した下記の3原発での当時の実情を説明する・・・・・・ウィキペディアより引用
堀江邦夫 ほりえ‐くにお
1948‐
昭和後期-平成時代のルポライター。
昭和23年1月22日生まれ。コンピューター技師などをへて、昭和49年フリーとなる。原子力発電所の下請労働者としてはたらき、54年その体験をまとめた「原発ジプシー」を発表し注目される。東京出身。田無工卒。