【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日の岡山は曇りです。
室温 14.4度
湿度 55%
今日は本のご紹介です。
「上から目線」の構造]
榎本 博明 (著)
私の家での会話
私「家に帰ったら 宿題をして、終わったら
明日の用意をして寝るのが普通だろう!」
子供「その上から目線が ムカつくんだよな!」
これって 私の家だけと思ったらそうでもないらしい(笑)
タイトルは名著
「甘え」の構造 土居 健郎 (著)
と同じノリですが
内容もなかなかの名著です。
「上から目線」以前 そんな言葉はなかったと思うのですが
最近 良く出てきます。
他にもこんな言葉が、、
「KY」
「空気が読めない」
を私の年齢風で訳すと
「場違い」
「上から言ってるんだから そんなの 当たり前だろう」
と思っているのは
私たちの年代だけらしい(苦笑)
「上から目線は」
俗に言う
「ウザい」
と言うことだそうだ。
なるほど・・納得
上から目線についての本がもっと出ているのかと思ったら
この本しか出ていませんでした。
なかなか 書きにくいタイトルなのかもしれません。
話を元へ
圧巻は第5章 「上から目線」の正体です。
★就活、婚活 にも 親が介入してくる時代
★ひきこもりは日本的現象である
んん・・・
どうやら「上から目線」の根底は
日本社会にあるらしい。
★なかなか内容が濃い本でした。
⇒この言い方も「上から目線」らしい
言い変えると
⇒私が知らない世界を有難うございました(笑)
今の若い人と付き合うには
「言い方に工夫」
しなければいけない時代になったようです。
今日の一言
私は言い方が上から目線になっていないだろうか?
目次
プロローグ 「上から目線」とは何か
第1章 なぜ「上から目線」が気になるのか
第2章 「上から」に陥りがちな心理構造
第3章 空気読み社会のジレンマ
第4章 目線に敏感な日本人
第5章 「上から目線」の正体
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著者略歴
榎本 博明
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。