【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日の岡山はこれから晴れてくるようです。
室温 ２５．２度
湿度 ５５%
今日は本のご紹介です。
宇宙飛行士はイビキをかかない
くちびるの不思議な働き
秋広 良昭
秋広先生は私の大学（東京歯科大学）の先輩でした。
「パタカラ」と言う装置の開発者です。
内容は一般の人には少し難解かもしれません。
著者が言いたいのはこの一点です。
「口呼吸を鼻呼吸にする事」
口を閉じる事がいかに大切か
この事を詳細に説明している本です。
私も大賛成です。
少し本題から外れますが
矯正専門医としての私の大目標
「矯正治療をしない為の 矯正治療」
少し分かりにく言葉でスイマセン、、、
よーするに「矯正治療」をしないためには
どーしたよいか？
であります。
その一つとして
口呼吸を鼻呼吸に変える事が挙げられます。
話を元へ
著者は、唇の筋肉に注目して
この装置を開発されています。
話はどんどん伸びて 伸びて
最後は 痴呆症の人も治る
と言及されております(笑)
んん
どうなんでしょうか？
しかしながら なかなか興味深い本でした。
タイトルも刺激的です
「宇宙飛行士はイビキをかかない」
詳しくは本文を読まれたし！
合掌
普段舌尖部はどこに触れていますか?
2 上を向いて眠れない人、要注意です!
3 鼻呼吸、口呼吸について
4 鼻呼吸の好影響
宇宙飛行士はイビキをかかない
口輪筋を応用した自然行動ストレッチの考え方について
矯正患者さんと口唇閉鎖力の関係―機能と形態
鼻呼吸で睡眠時ストレスの改善
表情筋と咀嚼筋、骨格筋との調和と顎関節症
高齢者と新しい口腔ケアの概念
脳血管障害の後遺症
痴呆症と知的障害者への取り組み
内容（「MARC」データベースより）
口唇筋を鍛えることで驚くべき効果が得られる! 「くちびる」の働きとその影響力と範囲を解説。また著者が考案した口唇筋強化ストレッチ器具「パタカラ」を紹介し、その使用法や実施状況、効果を示す。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
秋広 良昭
1943(昭和18)年東京都生まれ。1968(昭和43)年東京歯科大学卒業。1972(昭和47)年東京歯科大学大学院修了、歯学博士。1975(昭和50)年昭島市に秋広歯科医院を開業。1983(昭和58)年東京歯科大学非常勤講師。1986(昭和61)年労働衛生コンサルタント。1996(平成8)年有限会社デンタルユーミー社設立。1998(平成10)年口唇筋トレーニングツール、パタカラ「ユーミー」を開発。2001(平成13)年哺乳ビン乳首「つぐみチャン」を開発。2003(平成15)年ペットボトルリップトレーナー「ちゅうLIP」を開発。パタカラ開発以来15万人に普及(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)