こんにちは大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今日の岡山は快晴です。
こんな日は外でランチをしたい気分ですね
今日は本の紹介です。
世界でいちばん自由な学校
―サマーヒル・スクールとの6年間 坂元 良江 (著)
んん・・・・すごく自由な学校らしい。
お題目どおり「世界でいちばん自由な学校」どおりであります。
生徒が全てを管理するらしい。そのため、全てが自由のため
当然、教育内容についても既成の概念にとらわれないので、
イギリスの教育委員会と
(日本で言う学校教育法の問題が当然おこり)
とひと悶着あったらしい
・・・現在は落ち着いている模様
アメリカのアーミツシュでも同様の問題があるらしい。
魅力的な学校システムだが、本気で子供を送り出そうとすると
かなり気合がいる。
日本の学校システムに疑問を
持たれている方は是非ご一読を・・・・
サマーヒル・スクール
サマーヒル・スクール (Summerhill school) は、1921年ドイツのドレスデン近郊のヘルナウでA・S・ニールにより創立された学校である。翌年、学校はイギリスに移された。現在では、イングランドのサフォーク州のレイストンに居を移し寄宿学校、及び全日制の学校として初等中等教育を民主的なスタイルで提供している。運営者は、ニールの娘、ゾーイ・レッドヘッドである。
サマーヒルは、子どもたちは強制よりも自由を与えることで最もよく学ぶという哲学により、大きな影響を世界の進歩主義の教育に影響を与えた学校として知られている。すべての授業が選択で、生徒たちは自分たちの時間で何をするのも本人の自由に任されている。ニールは、「子どもの役目は彼自身の人生を生きることであり、心配性な親が、彼はこんなふうに生きるべきと考えた人生を生きることでもなければ、自分が一番よくものを知っていると思い込んでいる教育者の目的にかなった人生を生きることでもない」という信念のもとにこの学校を創設した。ここから、「世界で一番自由な学校」と呼ばれたり、反権威主義教育の代表とも言われたりする。禁じられているのは、寮での男女の同棲、喫煙である。
生徒は自分の時間を有意義に計画的に使うことに加えて、少なくとも学校の自治のための集会に参加しなくてはならない。全校集会は、週に4回開催され、日々の生活についてのさまざまな決定事項や学校の規則を議論したり、新しい決まりを作ったりする議論に教員同様の一票の投票権をもって参加する。
サマーヒルを運営している原則は、民主主義と社会的平等という大原則である。こうした教育姿勢から、サマーヒルの教育レベルは低いとか、ここの生徒は充分な教育を受けていないなどの批判が学校の創設から絶えなかった。しかし、ニール存命の頃の卒業生は、大学にも進学し、大学教師、数学の教師など知的専門職に就いた卒業生も少なくない。また小規模の商店など自営業、自由業や、農業従事者になった子もいる。ただ、公務員、会社員など組織の中に入って歯車のような仕事に就いたものは多くない。これは、外部からの批判に答える形でニール自身がその著書の中に書いている。
サマーヒルは、その教育方針を巡って、イギリスの政府とあまり良好な関係を維持しているとはいいがたい。郡の中でも最も要注意対象の学校とみなされている。1990年代には9回も査察を受けている。1999年3月には、OFSTED(The “OFfice for STandards in EDucation”、教育基準監督局)からの査察のあと、州の教育雇用局長官のデビッド・ブランケットが、学校が必修科目とすべき教科を選択科目にとどめ生徒の自由裁量に委ねているのは規則に反していると非難した。 6ヵ月の間 こうした非難に学校は応じず、最後には学校は閉校の危機に追い込まれた。それでもなおサマーヒルは法廷で争う道を選択し、2000年3月、この事件は珍しい教育裁判として耳目を集めた。四日間に及ぶ聴聞会の後、政府側に足並みの乱れが生じ、調停案が合意されるに到った。聴聞会を傍聴した生徒たちは、その調停案をのむかどうかの学校集会での議論に参加し、全会一致でそれを承認した。
・・・・・ウィキペディアより引用