プレオルソ開発者
「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

見えない矯正治療

ご質問
 長い間 自分の歯ならびを気にしていたのですが、他人に矯正装置を見られる事に抵抗があり、今まで矯正治療に踏み切れませんでしたが、最近、歯の裏側に装置を着ける事により、他人に「見えない」矯正治療方法あるとお聞きました。「見えない矯正治療」とはどんな治療方法なのでしょうか?

一口に「見えない矯正治療」といってもたくさんの治療方法があります。装置を大きく分けると、(1)取り外しのできる透明なプレートを使った装置(2)歯の裏側へ矯正装置装着する固定式の装置 があります。
(1)の取り外しのできる透明なプレートを使った矯正装置は、限定的な歯の移動しか出来ませんが、 (2)の歯の裏側に固定式の矯正装置を装着して歯を動かす矯正治療方法は、歯の個々に装置を装着するのでほとんどの不正咬合の矯正治療が可能になります。
歯の表側に装着する従来の方法と根本的に異なるのは、歯の裏側は人によって、凹凸大きさが違うので、装置が全て個人で異なる事「オーダーメイドの矯正装置」となる事です。その為、費用が高額になります。また、治療期間は約2年間程度、通院間隔は約1ヶ月に1回と通常の矯正治療と同じすが、歯の裏側に装置がついているため、操作が煩雑になり、毎回の処置時間が長くなります。「見えない矯正治療」は通常の矯正治療と異なり、特に特殊な技術を要しますので、矯正専門先生とよくご相談される事をお奨めします。


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