生活保護VSワーキングプア (PHP新書 504) (新書)
大山 典宏 (著)
こんにちは大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今回は本の紹介です。
著者は、元々埼玉県のケースワーカーの方です。
市役所の中でみんなが一番配属されたくない課は「福祉課」だそうです。
生活保護を支給するか否かの判断を下すところです。
詳しくは本書に譲りますが、内容はかなり社会のデリケートな部分に切り込んでいきます。
内容が内容だけに本にはなりにくいようです。
内容はノンフィクションです。
一読の価値ありです。
著者経歴
大山 典宏(オオヤマ ノリヒロ)
1974年埼玉県生まれ。社会福祉士。立命館大学大学院政策科学研究科修了。埼玉県志木市役所福祉課の生活保護ケースワーカーを経て、現在は埼玉県所沢児童相談所勤務。ボランティアでウェブサイト「生活保護110番」を運営。弁護士や司法書士が開催する電話相談のアドバイザーや、『プチ生活保護のススメ』(大田のりこ著、クラブハウス)の監修を務めるなど、生活保護の専門家として幅広い活動を続けている。
「おにぎり食べたい」—-日記にそう書き残して孤独死した男性は、数ヶ月前まで「生活保護」を利用していた。北九州市で続発する餓死事件。役所が繰り広げられる水際作戦。一方で、「怠け者が生活保護を食い物にしている」という報道も後を絶たない。明らかにされるワーキングプアとの根深い関係—-。「生活保護年収400万円相当(4人世帯)>ワーキングプア」という衝撃の事実からあぶり出される真実とは?生活保護の専門家として3500件以上の相談に応じてきた著者が、生活保護の現場から格差是正の処方箋を示す・・アマゾンより引用