【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日はお奨めの本です
「上から目線」の時代
冷泉 彰彦 (著)
流行りの上から目線系の本
他も読んだがいまいち
今回は 同じ年代の人が著者なので
わかりやすい
昭和のおじさんにお勧めです
個人的には
患者さん→患者様
議論あたりから 怪しくなってきたように思う
なんでも言う言う時代なので
通りがかりの主婦が ワイドショーあたりの知識満載で
いろいろ専門家に突っ込む
決して悪くないと思いますが
もうこうなったら だれにも頼らず自己責任で全て生きていかれた方が
楽なような
そんな コロナ時代です
第一章 それは『バカの壁』から始まった
「上から目線」の重苦しさ/「目線」の語源/「目線」が意識され始めたきっかけ/
「下から目線」の違和感 etc.
第二章 政治の混乱と「上から目線」の登場
「空気」が消え、「困難」の時代がやってきた/「困難の感覚」から「目線」の時代へ/
「低姿勢」だけは外さない民主党政権 etc.
第三章 日常生活の中の「上から目線」
「初対面の会話」の危機/消滅したテンプレート/「管理職うつ」とコミュニケーション/
企業内のコンフリクトが顕在化する/「不機嫌な職場」のメカニズム etc.
第四章 価値観対立と「目線」
野良ネコと地域ネコ/趣味の世界の会話がトラブルになる理由/オリンピックを巡る目線/
ホリエモンが煮詰まった問題とは/世界観論争はどうして「上から目線」になるのか? etc.
第五章 「コミュニケーション不全」と「目線」
モンスター対専門家の目線バトル/下ネタはどうして空気を壊すのか“EN-US”>?/
「失語症社会」と目線/なぜ日本では寄付行為は偽善なのか?/アメリカにもある「上から目線」/
目線に振り回されるプロフェッショナリズム etc.
第六章 日本語の特質と「上から目線」
勝間=ひろゆき対談と目線/日本語の会話と上下関係/日本語の交渉は非対称/
敬語と上下関係/「上から目線」の正体とは etc.
第七章 対等であればつながれる
ツイッターの実現した「対等性」/松本大臣発言の問題とは何だったのか? etc.
第八章 「上から目線」時代のコミュニケーション
価値観の相違に敏感に、そして価値観論争はスルー/利害対立に敏感に、そして利害の結節点に立て/
会話の目的に徹して、不要なコンフリクトは避けよ/「です、ます」のもたらす大人の距離感/キャラの問題は重要だ etc.
著者について
冷泉 彰彦
1959年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院修士課程(日本語教授法)修了。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て九三年に渡米。プリンストン日本語学校高等部主任。主な著書に『9・11(セプテンバーイレブンス)あの日からアメリカ人の心はどう変わったか』(小学館)、『「関係の空気」「場の空気」』(講談社現代新書)、『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』(阪急コミュニケーションズ)、
『アメリカモデルの終焉』(東洋経済新報社)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」を毎週連載中。またNHKBS『COOL JAPAN』『地球テレビ100』の準レギュラーを務める。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
冷泉/彰彦
1959年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院修士課程(日本語教授法)修了。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。プリンストン日本語学校高等部主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)