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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

乳歯の凸凹と矯正治療の時期について

診療室から

おはようございます♪
大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今日は個人的なお話です。

乳歯の凸凹と矯正治療の時期について

ご質問
5歳の子供の事ですが、乳歯が凸凹生えて来ていますが
永久歯に影響するのでしょうか?
乳歯の時から矯正しておくべきかどうか悩んでいます。

乳歯の凸凹ですが、仮に一旦矯正治療を行い、乳歯が綺麗に並んだとしても、後続の永久歯が綺麗に生えるか否かは分かりませんので、通常は、このような場合の矯正治療は行いません。
乳歯の凸凹が永久歯に影響するというよりも、乳歯の段階でこのような凸凹があるときは、例えば5人掛けの椅子に6人座ろうとしているため、凸凹になっているように思われます。こういった場合、残念ながら、永久歯になっても凸凹のケースが多く見受けられます。治療の時期といたしましては
前歯が永久歯に生え変わっても、凸凹であればその時(7歳から10歳くらいから)から治療を始めるのが一般的です。 しかし顎のズレの問題では、早期治療が必要なことがあります。例えば、極端な受け口、極端な出っ歯であれば、乳歯列からでも治療を始める場合があります。また、上顎と下顎が左右にずれている場合は、早めに治療をしないと顔が歪んでくる事があるので要注意です。


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