プレオルソ開発者
「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

プレオルソ こども歯はなび矯正法

診療室から

おはようございます♪
大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今日は診療室からです。

プレオルソ こども歯はなび矯正法

ご質問
小学2年生の子どもについての相談です。親に似て、いわゆる「出っ歯」です。矯正治療を考えています。私の友人のお子さんが近くの歯科医院で、取り外しのできる上と下が一体になっている柔らかいシリコンみたいな装置による矯正で、帰宅後の装着だけで
以前より出っ歯が気にならなくなったらしいのですが、どんな治療方法でしょうか。

上下一体のマウスピース型矯正装置
口腔周囲筋の訓練を同時に行うことも大切

回答
 それは、マウスピース型矯正装置による治療方法と思われます。マウスピース型矯正装置とは、上下が一体型になっており、シリコン由来の非常にやわらかい素材できているため治療時の痛みがほとんどありません。また、既製品のため歯型を取る必要がありません。食事の時は装置を外せますので、虫歯の心配が少なくなります。装着時間は基本的に家に帰ってからと、就寝中のみ装着となります。
 また、装置を使うと同時に「口腔筋機能療法」と言われるトレーニングを行うことが非常に大切です。 例として ①鼻で息をすること②正しい舌の使い方②正しいしゃべり方④お口の周りの筋肉のトレーニング―などが挙げられます。完全な咬み合わせや歯ならびを得ることはできませんが、実用的な80%の改善を目標にした治療方法です。このマウスピース型矯正治療方法は、骨のやわらかい6-8歳ぐらいから始めるのがベストです。年齢を重ねると骨が硬くなり、思うような治療結果が得られないことがあります。
しかし、完全な「咬み合わせ」と「歯ならび」を得るには、本格矯正と言われる固定式矯正装置による矯正治療が必要となります。


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