プレオルソ開発者
「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

「歯牙接触癖」と「矯正治療」について

診療室から

おはようございます♪
大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳
改め 大塚 佳佑 です
今日は診療室からです。

「歯牙接触癖」と「矯正治療」について

何もしていないとき人間の上下の歯は接触していません。くちびるを上下閉ざしていても上下の歯は触っていないのです。本来上下の歯は会話、食物の咀嚼、食物の嚥下という動作をするときに瞬間的に触るだけです。ですから接触時間を加えていって1日ためても20分以下です。
 ところが、何かの作業をしているとき、考え事をしているとき、テレビを見ているときなどに上下の歯を触らせたままにしている人がいます。たとえ強くかんでいなくとも、上下を軽く接触させただけで口を閉じる筋肉は働いてしまうのです。
 ですから、上下触らせていると、その間筋肉は働き続けてしまいます。接触時間が長時間になれば筋肉は疲労してきます。
★歯牙接触癖(Tooth Contacting Habit)略して⇒TCHと言います
また、矯正治療においては 歯牙接触癖があると
①装置が壊れる
②かみ合わせが深くなる
③歯牙の動きが悪くなる
などの傾向があります。


普段口を閉じている時 

上と下の歯を接触しないように

気をつけてください!!


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