おはようございます。
大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳
改め 大塚 佳佑 です。
今日の岡山は快晴です。
室温 28.2度
湿度 48%
今日はお奨めの本です。
高学歴な親はなぜ子育てに失敗するのか
小林 公夫 (著)
なかなか魅力的なタイトルで、
読みごたえのある内容でした。
著者は現役の受験指導のプロで、
特に医学部合格者、法科大学院合格者を多数育成されたとの事
どこから 高学歴なのか定義が分かれると所ですが
著者は ①高学歴 ②家系エリート ③頭脳エリート
と分類しています。
なるほど・・
これの順列組み合わせで説明されています。
気になる所を引用
★医院と家が離れている場合には 子供は挫折しやすく
住居と医院が同じ場合には 跡取りとなるような子供が育ちやすい。
⇒ふうーーーん 妙に納得
勤務医の子供は 医師にはなりにくいってことらしい。
★頭の良い親がはまる落とし穴
「私の子供が馬鹿なわけがない」
⇒DNAの話を持ち出しそうな親御さんいますよね
★父親が医師の場合、お子さんの女の子ほうが勉強ができるらしい
⇒意外な感じですが 事実なようです。
★テストが返ってきたら 小言は翌日言う
⇒これは基本らしい
★母親が中学受験でかまい過ぎると
5年生あたりで 失速する。
⇒これは多いのがわかります。
・中学に入学してから失速する子も多い・・・大塚談
★目の前にいるのは「未熟なあなた」
⇒一本取られました(苦笑)
★「あとがき」がなかなか泣かせます
これは本文を読まれたし!
著者の経験に基づくお話しですので
重く受け止めました。
今日の一言
自戒の念を込めて
目の前の「未熟あなた」を暖かく見守ろう♪
著者略歴
小林/公夫
明治大学法科大学院教育補助講師。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。刑法学者、法学博士(一橋大学)。30年にわたり多くの受験生を指導し、特に医学部合格者、法科大学院合格者を多数育成する「受験指導のプロ」。数学社の赤本(「大学入試シリーズ」)では、東京大学後期総合科目の責任解答者も務めている