おはようございます。 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です
今日の岡山は曇りです。
室温 26.8度
湿度 59%
今日は本のご紹介です。
お母さんは
しつけをしないで
長谷川 博一 (著)
久々の良本です。
大塚的には良本ですが、
反感をもたれる方もおいでになるかもしれません。
タイトルはおとなしめですが
この言葉の方が伝わりやすいかも知れません。
「やさしい虐待」
かなり奥が深い本ですので
短い書評では伝わりにくいと思います。
子育て奮闘中の親御さんは
内容についてはご批判あるかと思いますが
一読される事をお奨めします。
内容を一言で言うと
「しつけ」名前の「やさしい虐待」について述べられています。
★ある特定の職業の親御さんに多いらしい
⇒うーーーん どうなんでしょうか?
★厳しいしつけは 必ず後で つけ が回ってくる
⇒分かるような気がします。
著者は 「しつけの後遺症」と呼んでいます。
★子供に自分の夢や未来を託す人
⇒作家の中谷さんは「親の代理戦争」と呼んでいました。
★育児書を読んではいけない
⇒ああああ 読んでしまった(笑)
★究極の救急箱 それは 「勉強をあきらめる事」
⇒そりゃ、そうなりますな・・(苦笑)
長谷川先生 NHKにも出演されていました。
この著者は結構(失礼)正統派だと思いました。
今日の一言
私のしつけは間違えていないだろうか?
合掌
著者略歴
長谷川/博一
1959年愛知県生まれ。東海女子大学人間関係学部心理学科教授。専門は、心理療法、犯罪心理、パーソナリティ障害など。親の立場から虐待問題にアプローチする「親子連鎖を断つ会」を主宰。学校、警察、児童相談所、裁判所と連携した実践活動や、不登校の子どもの家庭にメンタルフレンドを派遣する活動等を行なう