おはようございます。 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です
今日の岡山は台風が接近していて大雨です。
室温 25.3度
湿度 69%
今日は本のご紹介です。
もの食う人びと
辺見 庸 (著)
第16回講談社ノンフィクション賞受賞作品です。
著者は 元共同通信、外信部記者の方です。
なかなか内容はヘビーです。
世界各地を旅しながら、
旅先で食べ歩いた記録をまとめたもの。
決して決して「グルメ紀行本」ではありません。
人間の食についての原点とは何か
お腹を満たすだけの食
美食の極み
飢えと食
禁断の食
色々と考えさせられる内容でした。
「食事は文化である」
などと言う ステレオタイプのお話は
遠くへすっ飛んで行きました
「食」が好きなお方は一読されたし・・・
但し 内容はR指定の所があります。
「良い子」は「大人」になってから
読んだ方が良いかもしれません。
本文より引用
残飯を食らう・・・ダッカでの話
人魚を食う・・・・ジュゴンの話
モガデシィオ炎熱日誌・・・・ブラックホークダウンで有名な戦火のなかでの食事
禁断の森・・・・・・・チェルノブイリ周辺汚染地域での食について
⇒昨年の原発事故があった
周辺地域での事を思うと・・・・泣
合掌
今日の一言
やっぱり「一食入魂」だ!
合掌
著者略歴
辺見 庸(へんみ よう、1944年(昭和19年)9月27日 – 、本名:辺見 秀逸)は、日本の小説家、ジャーナリスト、詩人。1991年(平成3年)、『自動起床装置』で、第105回芥川賞受賞 宮城県石巻市南浜町出身。宮城県石巻高等学校、早稲田大学第二文学部卒業。共同通信社に入社し、外信部のエース記者として知られた。北京、モスクワ、ハノイ特派員などを務め、北京特派員時代の1979年(昭和54年)には『近代化を進める中国に関する報道』により新聞協会賞を受賞。1987年(昭和62年)、2度目となる北京特派員を務めた際、胡耀邦総書記辞任に関連した中国共産党の機密文書をスクープし、中国当局から国外退去処分を受けた。